高効率蒸気供給ヒートポンプシステム　SGH

ヒートポンプシステムとして世界で初めて
120℃～165℃の蒸気供給を実現

ガスボイラと同等の供給と、省エネルギー・CO2排出量の大幅削減を両立。
エコでクリーンな高効率蒸気供給ヒートポンプシステムが登場！

SGH120

排温水の利用が可能

SGH120では、工場内の水冷チラーの冷却水、生産プロセスからの排温水や、未利用熱源水（35℃～65℃）からの熱回収により、120℃蒸気供給が可能です。

SGH165

ガスボイラと同等の蒸気温度を実現したヒートポンプシステム

SGH120に蒸気圧縮機を追加搭載することで、ガスボイラと同等の蒸気温度165℃をヒートポンプで実現。蒸気供給圧力が0.6MPaGのため、既設の蒸気配管への接続が可能です。

SGH120 SGH165

ヒートポンプ総合カタログ（高効率蒸気供給ヒートポンプシステム　SGH）

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機能紹介

電気式ならではの高効率

高効率での高温蒸気供給をヒートポンプが実現

新開発スクリュ圧縮機（高圧縮比・高温対応）の搭載、圧縮機モータの高温対応化、および高温供給に適した冷媒の使用により、ヒートポンプシステムでは世界で初めて蒸気供給（SGH120において120℃、SGH165においては165℃）を可能にするとともに、ガスボイラと比較して高いエネルギー効率COP3.5を達成。

さらには、工場内の排温水・排蒸気を活用することによりランニングコストの低減、CO2排出量大幅削減も実現することができます。高効率供給に加え、環境・省エネルギー対策といった時代のニーズにも応えることが可能になります。

ヒートポンプのバランス制御

外形寸法図

SGH120TF

SGH120TF外形寸法図

SGH165FM

SGH165FM外形寸法図

SGHのメンテナンススペース

SGHのメンテナンススペース

 

SGHの標準運転範囲

SGHの標準運転範囲

機能特性比較

ランニングコストの低減

高温蒸気供給性能はそのままに圧倒的な低ランニングコスト

ヒートポンプが生み出す高いエネルギー効率により、従来のガスボイラと比較して、SGH165で約44％、SGH120で約58％ものランニングコストの低減が実現します。

SGH165

SGH165ランニングコスト

SGH120

SGH120ランニングコスト

CO2排出量の低減

クリーンエネルギーが生むクリーンな蒸気

排ガスを出さないヒートポンプだからCO2の排気量も大幅にカット。従来のガスボイラに比べ、実にSGH165で約67％、SGH120で約76％ものCO2排出量削減を達成しました。

SGH165

SGH165CO2の排出量

SGH120

SGH120CO2の排出量

仕様一覧

1. SGH120（標準仕様）

SGH型式 SGH120TF1 SGH120TF2 SGH120TF3 SGH120TF4
SGH台数 1 2 3 4
SGH構成 SGH120TF1 SGH120TF1×2 SGH120TF1×3 SGH120TF1×4
蒸気供給条件 120℃（0.1MPaG）
蒸気量（給水温度20℃） kg/h 508 1,016 1,524 2,032
加熱能力 kW 370.1 740.2 1,110.3 1,480.4
熱源容量 kW 265.2 530.4 795.6 1,060.8
電気入力 kW 104.9 209.8 314.7 419.6
設計震度 水平0.6　垂直0.3
寸法 幅 mm 1,325 3,150 4,975 6,800
奥行 mm 4,950
高さ mm 2,603
標準仕様 ユニット質量（400V） kg 3,950 7,900 11,850 15,800
運転質量（400V） kg 4,200 8,400 12,600 16,800
ユニット質量（200V） kg 4,000 8,000 12,000 16,000
運転質量（200V） kg 4,250 8,500 12,750 17,000
塗装色 マンセル5Y7/1（半ツヤ）
騒音値 dB(A) 83 86 88 89

ヒートポンプユニット

  SGH120TF1 SGH120TF2 SGH120TF3 SGH120TF4
圧縮機 電圧 V 200 / 400
型式 - インバータ駆動2段ツインスクリュ式
起動方式 - インバータ
冷媒 HFC245fa
インバータ容量 kW 110 110×2 110×3 110×4
蒸発器 型式 - ブレージングプレート式熱交換器
熱源水温度条件 ℃ 65 / 60
水量 ℓ/min 760 1,520 2,280 3,040
損失水頭（1台毎） kPa 45 45 45 45
保有水量 ℓ 40 80 120 160
出入口配管径 A 100（各台数毎）
凝縮器 型式 - ブレージングプレート式熱交換器
加圧水温度条件 ℃ 120 / 123
水量 ℓ/min 1,060 2,120 3,180 4,240
損失水頭（1台毎） kPa 84 84 84 84
保有水量 ℓ 50 100 150 200
出入口配管径 A 100（各台数毎）
安全弁排気管サイズ A 32 32×2 32×3 32×4
冷媒初期充填量 kg 125 250 375 500
油初期充填量 ℓ 12.0 24.0 36.0 48.0
法定冷凍トン（ヒートポンプユニット） 3.2 3.2×2 3.2×3 3.2×4
高圧ガス保安法に基づく手続き（ヒートポンプユニット） 製造届出

フラッシュタンクユニット

  SGH120TF1 SGH120TF2 SGH120TF3 SGH120TF4
蒸気出口配管サイズ A 150（各台数毎）
安全弁排気管サイズ A 65 65×2 65×3 65×4
フラッシュタンク保有水量 ℓ 120 120×2 120×3 120×4
循環ポンプ V/kW 200 / 4.0 200 / 4.0 ×2 200 / 4.0 ×3 200 / 4.0 ×4
凍結防止ヒータ V/kW 200 / 2.0 200 / 2.0 ×2 200 / 2.0 ×3 200 / 2.0 ×4
圧力容器区分（フラッシュタンク）   小型圧力容器 小型圧力容器×2 小型圧力容器×3 小型圧力容器×4
労働安全衛生法に基づく手続き（フラッシュタンク） 製造 / 設置届出不要
※1 日本冷凍空調工業会の冷凍空調機器用水質ガイドライン（JRA-GL-02-1994）に従い十分な管理をお願い致します。フラッシュタンク給水は、清浄な蒸気凝縮水として下さい。清浄な蒸気凝縮水がない場合は、JIS B8223（ボイラの給水およびボイラ水の水質）およびJRA-GL-02-1994の、より厳格な基準を参照の上、十分な管理をお願い致します。熱源水出入口配管（熱交直近）には、熱交の圧損（汚れ、詰まり）をチェックする為、圧力計を設置願います。また、熱源水の入口には異物混入防止のために40メッシュ以上のストレーナを設置願います。
※2 記載の騒音値は機側1mでの予測値です。設置条件等により3dB程度大きくなる場合があります。
※3 断水リレー、電動弁およびポンプのアンサーバックは1台ごとに必要となります。

2. SGH165（標準仕様）

SGH型式 SGH165FM1 SGH165FM2 SGH165FM3 SGH165FM4
SGH台数 1 2 3 4
SGH構成 SGH165FM1 SGH165FM1×2 SGH165FM1×3 SGH165FM1×4
蒸気供給条件 165℃（0.6MPaG）
蒸気量（給水温度20℃） kg/h 839 1,678 2,517 3,356
加熱能力 kW 624.2 1,248.4 1,872.6 2,496.8
熱源容量 kW 383.1 766.2 1,149.3 1,532.4
電気入力 kW 253.9 507.8 761.7 1,015.6
設計震度 水平0.6　垂直0.3
寸法 幅 mm 4,400 9,300 14,200 19,100
奥行 mm 3,146
高さ mm 2,803
標準
仕様		 ユニット質量（400V） kg 6,580 13,160 19,740 26,320
運転質量（400V） kg 7,090 14,180 21,270 28,360
塗装色 マンセル5Y7/1（半ツヤ）
騒音値 dB(A) 83 86 88 89

ヒートポンプユニット

  SGH165FM1 SGH165FM2 SGH165FM3 SGH165FM4
圧縮機 電圧 V 400
型式 - インバータ駆動単段ツインスクリュ式
起動方式 - インバータ
冷媒 HFC134a / HFC245fa
インバータ容量 kW 132 132×2 132×3 132×4
蒸発器 型式 - ブレージングプレート式熱交換器
熱源水温度条件 ℃ 70 / 65
水量 ℓ/min 1,098 2,196 3,294 4,392
損失水頭（1台毎） kPa 46 46 46 46
保有水量 ℓ 60 120 180 240
出入口配管径 A 100（各台数毎）
凝縮器 型式 - ブレージングプレート式熱交換器
加圧水温度条件 ℃ 100 / 105
水量 ℓ/min 1,494 2,988 4,482 5,976
損失水頭（1台毎） kPa 82 82 82 82
保有水量 ℓ 60 120 180 240
出入口配管径 A 100（各台数毎）
安全弁排気管サイズ A 32 32×2 32×3 32×4
冷媒初期充填量 kg 140 280 420 560
油初期充填量 ℓ 10.0 20.0 30.0 40.0
法定冷凍トン（ヒートポンプユニット） 6.9 6.9×2 6.9×3 6.9×4
高圧ガス保安法に基づく手続き（ヒートポンプユニット） 製造届出

フラッシュタンクユニット

  SGH165FM1 SGH165FM2 SGH165FM3 SGH165FM4
安全弁排気管サイズ A 65 65×2 65×3 65×4
フラッシュタンク保有水量 ℓ 120 120×2 120×3 120×4
循環ポンプ V/kW 200 / 4.0 200 / 4.0 ×2 200 / 4.0 ×3 200 / 4.0 ×4
凍結防止ヒータ V/kW 200 / 2.0 200 / 2.0 ×2 200 / 2.0 ×3 200 / 2.0 ×4
圧力容器区分（フラッシュタンク）   小型圧力容器 小型圧力容器×2 小型圧力容器×3 小型圧力容器×4
労働安全衛生法に基づく手続き（フラッシュタンク） 製造 / 設置届出不要

蒸気圧縮機ユニット

  SGH165FM1 SGH165FM2 SGH165FM3 SGH165FM4
圧縮機 電圧 V 400
型式 - インバータ駆動単段ツインスクリュ式
起動方式 - インバータ
インバータ容量 kW 160 160×2 160×3 160×4
油初期充填量 ℓ 21.0 42.0 63.0 84.0
蒸気出口配管サイズ A 80（各台数毎）
※1 日本冷凍空調工業会の冷凍空調機器用水質ガイドライン（JRA-GL-02-1994）に従い十分な管理をお願い致します。フラッシュタンク給水は、清浄な蒸気凝縮水として下さい。清浄な蒸気凝縮水がない場合は、JIS B8223（ボイラの給水およびボイラ水の水質）およびJRA-GL-02-1994の、より厳格な基準を参照の上、十分な管理をお願い致します。熱源水出入口配管（熱交直近）には、熱交の圧損（汚れ、詰まり）をチェックする為、圧力計を設置願います。また、熱源水の入口には異物混入防止のために40メッシュ以上のストレーナを設置願います。
※2 記載の騒音値は機側1mでの予測値です。設置条件等により3dB程度大きくなる場合があります。
※3 断水リレー、電動弁およびポンプのアンサーバックは1台ごとに必要となります。

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