電気、水、ガス、そして、もう一つ。 現代社会になくてはならないライフライン、それが「圧縮空気」です。
小さな町工場から、自動車や半導体などの巨大工場まで。 産業分野から、公共インフラ、医療、身近な暮らしまで。 圧縮空気は、あらゆる場面で私たちの社会を支えています。
コベルコ・コンプレッサは、圧縮空気を生み出す「コンプレッサ」のメーカとして100年を超える歴史を誇ります。
100年前も、現在も、私たちが常に追い求めるのは「コンプレッサに求められる本質」です。時代とともに高度化・複雑化するニーズに真正面から受け止め、「お客様にとって本当に価値あるコンプレッサとはなにか」と自らに問い続け、真摯に積み重ねてきた挑戦の数々。その結果として、私たちは多くの技術・経験・知見を育み、今や業界をリードする実力を有するに至りました。
圧縮空気に関する多種多様な課題を解決するために、ひたすら “ものづくり”に向き合い、ひたすらお客様に向き合うこと。それこそが、「私たちの原点」であり、「私たちの強み」なのです。
より良いコンプレッサとは、「お客様が、より多くのメリットを得られるもの」だと私たちは考えます
製造業のライフラインとして壊れない・止まらない「信頼性」とそれを裏付ける「高品質」。さらにエネルギー消費を抑え、稼働コストの最小化を実現する「高性能」。
私たちは、これらの価値を「コンプレッサに求められる本質」の中心に定め、独自の知見や最先端の技術、豊富な経験によって、その性能を最大化。お客様のビジネスや事業にプラスの価値を生み出す製品・ソリューションを世に送り出しています。
工場全体の消費電力のうちコンプレッサが占める割合は20～25％。それは日本全体の電力消費量の5％に相当すると言われています。
私たちは、コンプレッサ本体の省エネ性能向上はもちろん、圧縮空気を効率よく送り届けるための周辺機器やシステムの提案、そして、さらなる省エネを実現するためのノウハウ提供まで、メーカという枠を超え、幅広い角度からエネルギーコストの削減に貢献します。
「コンプレッサの停止」は「お客様の生産設備の停止」を意味します。圧縮空気はまさにライフラインであり、「止まらない」「壊れない」はコンプレッサにとって最も基本的で最も重要な価値だといえます。
私たちは、機器の耐久性向上をはじめ、異常を感知して故障を未然に防ぐ機能、メンテナンス性に配慮した設計など、様々な角度から「止まらない」「壊れない」を追求。また、万が一、故障や不具合が発生した際に備え、遠隔で稼働状態を確認するシステムも提供。さらに、確かな技術を広く国内外で提供するためのサービスエンジニア育成など、組織の面からも、お客様が末永く安心してコンプレッサを使用できる体制をご提供しています。
より良いコンプレッサを生み出し、より多くのお客様にお届けすること。それだけが、私たちのゴールではありません。お客様が直面する圧縮空気に関する課題を解決へと導くこと。そして、コンプレッサを通じてお客様のビジネスや事業に貢献すること。それこそが、私たちの使命であり、真のゴール。
この想い、この姿勢は、今も昔も、日本でも世界でも、決して変わることはありません。脈々と受け継がれ、今も確かに息づくコベルコ・コンプレッサのDNAなのです。
