機械系
2017年入社
播磨工場
技術部 オイルフリー室
Q:仕事内容や育児休業について教えてください
産業機械のものづくりに携わりたいと考え、複数の企業の方と会って話を聞きました。
その中で、一番自分に雰囲気が合う当社を選びました。入社以来、コンプレッサの設計・開発に携わっています。開発の仕事は、ものづくりの根幹であり、関係する部署が多岐に渡るため、的確な指示や判断を行う必要があり、また、効率的に仕事を進めることが求められます。
また、工場では多数の男性社員が数カ月単位で育児休業を取得しており、私自身も子どもが生まれたタイミングで2ヵ月ほど取りました。部署の理解もあり、育児休業を取りやすい雰囲気があるので、非常にありがたかったです。今後、同様に育児休業を取る方がいた際には、積極的に協力していこうと考えています。
Q:仕事のやりがいを教えてください
育児休業明け、初めて主担当として新製品の開発を任されました。世界市場に向けたグローバル機(オイルフリーコンプレッサ)の開発です。この開発は、コンパクトなパッケージ内の限られたスペースに必要部品を配置、組立やメンテナンスのしやすさを考慮しつつ、同時に海外の必要法規もクリアできるものとする難しさがあります。
世界市場に向けたコンプレッサの開発に携わっていることに大きな責任とやりがいを抱きながら、日々格闘しています。開発中に壁にぶつかりましたが、自分の発想を活かして解決できたときが、設計者としてレベルアップを実感できるうれしい瞬間です。
Q:今後の目標やビジョンを教えてください
入社以来、コンプレッサの開発設計に携わってきましたが、関われば関わるほど奥が深いと感じています。設計と一口にいっても、歯車の設計や材料強度の計算、圧縮機の性能計算、また圧縮機に使われている機器のメカニズムまで様々です。コンプレッサの全体をまんべんなく理解することで、新たな開発に生かしていきたいと思います。
開発の仕事は、一人だけで進められる仕事ではなく、周りの多くの方の協力が必要です。その際に手戻りなく仕事が進められるように、的確な指示や判断を行う必要があります。その精度を高めることで、相互の信頼を高めながら、効率的に仕事を進められるようになりたいです。
当社には上海とアメリカに工場がありますが、設計で培った知識をもとに、将来的には海外工場で働く経験もしてみたいと考えています。
Q:社風や職場の雰囲気を教えてください
私が働いている播磨工場の開発の現場の雰囲気は、とても「穏やか」であると思います。実は、これは入社する前から感じていたことで、そんな雰囲気が自分には合っていると思ったのが、この会社を選んだ理由にもつながっています。実際に入社後、おおよそ予測した通りであったと確信するに至っています。
たとえば、何か失敗をしてしまったときでも、その人の成長を考えながら、諭すように注意してくれます。逆に、論理的に正しければ、年齢によらず認めてもらえる環境でもあります。「出る杭は打たない」、そんな包容力のある組織だと思います。